2019年4月にユニバーサルスタジオジャパンに新しいアトラクション、SING ON TOUR(シング・オン・ツアー)がオープンしました。
体験してきましたので、現地のようす、気づいたこと、感想など、レビューしていきたいと思います。
そもそもSINGとは?
どんな映画?
USJではお馴染みの人気キャラクター、ミニオンが活躍する、怪盗グルーシリーズを製作しているイルミネーションがつくった3Dアニメーション映画です。
日本では2017年に公開されています。
日本語吹き替えを、内村光良さん、MISIAさん、長澤まさみさんなどの豪華キャストが担当されたことでも話題になりました。
あらすじ
コアラのバスター・ムーンが経営する劇場が舞台。
倒産寸前の劇場をもう一度盛り上げるために、コンテストを行います。
そこに集まってきた、それぞれの事情を抱えながら、歌手、エンターテイナーを夢見る動物たちのおはなしです。
アトラクションについて
どんなアトラクション?
USJのSING ON TOUR(シング・オン・ツアー)は、ショー形式のアトラクションです。
公演、シングオンツアーの初日。
劇場の中で座ってライブパフォーマンスを楽しめる、屋内タイプのショーです。
場所は?
ハリウッドエリアにある、イルミネーションシアターです。
少し前までは、年間パスポートの受付場所として使用されていた建物です。
所要時間は?
約20分
実際に何回か体験してみて、ショー開始時刻と表示されている時間から、ショーが終わり、人の流れに乗って劇場を自分が出るまでの時間は、22〜23分ほどでした。
最初は、建物の中で待っている状態で前フリのストーリーの映像を観て、その後シアター内に入って客席についてライブショー本番という流れで、合わせて20分です。
ショーの上演頻度
あらかじめ何時何分、何時何分とショースケジュールで発表されているタイプのショーではなくて、随時繰り返し上演されています。
待ち時間、もしくは次回ショーの開始時間は、アトラクション入り口に掲示されています。
待ち時間
SING ON TOURは、オープンしたてということもあり、長い待ち時間が発生しています。
混雑日には、時間指定の整理券の配布も行われていますが、整理券も配布終了になってしまうので、お早めに。
平日は、待ち時間なしで入れることもあります。4月は比較的閑散期ですので、オープンしたばかりでも、平日は空いているのかもしれないですね。
待ち時間を短くするには
こちらのショーを含む、アトラクションの待ち時間を短縮出来る有料チケット、エクスプレスパスが販売されています。
他のアトラクションのエクスプレスパスもセットになっていて、
- シングオンツアー エクスプレスパス7
- シングオンツアー エクスプレスパス4
があります。
USJのWEBチケットストアや、当日のパーク(事前販売分で完売していなければ)で購入できます。
写真撮影はできる?
建物の中、プレショーの映像を観る部屋までは撮影可能とのことですが、
ショーが行われるシアター内は撮影禁止です。
ショーに登場するキャラクター
USJのメインゲートや、パークに入ったところの飾り付けが、SINGのものになっています。
SING ON TOURのステージに登場するキャラクターが描かれています。
劇場の支配人、コアラのバスター・ムーンさん。
ゴリラの青年ジョニー。生まれながらの歌手。父はギャング。
グンターは、とっても明るいエンターテイナー。ダンスはキレキレ。
グンターとペアを組む、ブタのロジータ。子だくさん主婦。
ヤマアラシのティーンエイジャー、アッシュ。
ものすごく内気で、歌がとても上手なゾウのミーナ。
体験レポート
アトラクション入り口
場所はパークに入って最初のエリアであるハリウッドエリア、ラグーン(パーク中央の大きな池)沿いにある、イルミネーションシアターです。
入り口には、次のショーの時間が表示されていました。
並ぶところは、アトラクション入り口の右手になっていました。
キューラインの途中には、大道具らしきパネルが置かれています。
ミニオン?
なるほど、舞台上でムーンさんが乗っている吊りものの月は、このケースに入れてきたのでしょうか?
建物の中に入る
映画SINGに登場した大物歌手ナナ・ヌードルマンと、ミニオン達がお出迎えしてくれます。
次回ショーに入る人は、建物内で待機します。すごい人。こんなに入るのかな?という気もしてきますが、シアターは大きいので中に入れば比較的ゆったり観賞できます。
部屋の中には、いろいろなポスターや、アイテムが置かれています。
映画SINGに出ていたハツカネズミのマイクのサインもありましたよ。
映像を見る
ショー開始時間になると、会場内にいくつも設置されたモニターで、プレ映像が流れます。
舞台裏は、なかなかバタバタしているようです。
このあとのショーに出てくるキャラクターも映像に登場しますので、映画を観ていなくてもこちらでなんとなくの雰囲気はわかりそうです。
映画に出ていたサブキャラクターたちも登場し、楽しいですよ。
これから観るショーに導入するストーリーになっています。
シアター内へ
映像が終わると、扉が開いて、シアター内へと進みます。
右の扉が客席前側、左の扉ほど後方寄りに出ます。
席についている間も、幕の裏から、ムーンさんの劇場で働く200歳のトカゲのおばあちゃん、ミス・クローリーが何やら探しています。
しばらくするとクルーさんが登場し、ミス・クローリーがお目目ちゃんを探していると教えてくれます。
ミス・クローリーのガラスの目玉はよく外れるのです。
舞台上に落ちているお目目ちゃんを、幕の裏から手を出して探していますので、あっちだこっちだ教えてあげて、見つかったところで開演です。
ショー本編
ショー本編では、ジョニー、ロジータ&グンター、ミーナ、アッシュが登場し、ライブパフォーマンスを繰り広げます。
まさしく映画の中に入ったような臨場感です。
映画の中の観客席に自分も座っているような。
1曲ずつ披露し、最後は全員でパフォーマンスします。
どこに座るか
客席はどんな感じ?
客席について。
前後は、通路をはさんで前ブロックと後ろブロックに分かれています。
左右は、縦に2本通路があり、右、真ん中、左ブロックに分かれています。
客席はステージに対してやや半円形っぽく囲むような配置になっていて、後ろにいくほど高くなっているので、どこからでも比較的観やすいです。
キャラクターとハイタッチができる席は?
曲中、アッシュとジョニーは客席を通りながらパフォーマンスしてくれるシーンがあります。
真ん中の通路を通るので、後方ブロックの一番前に座ると、キャラクターがハイタッチしてくれることがあります。
駆け抜けていくような感じであっというまですが、後方ブロックの前のほうならば、キャラクターを近くで感じられました。
ジョニーは、前後2~3席ぶんずつですが、縦の通路にも行っていました。
また、最前列も、ショーの最後にアッシュとジョニーが舞台上からハイタッチしてくれました。
いつもそうかはわかりませんが、その時は最前列全員としてくれていました。
ジョニー、アッシュを近くで見たり、ハイタッチができるかもしれない席がいい場合は、前ブロック、後ろブロックどちらかの最前列がおすすめです。
逆に近すぎると怖かったりする心配がある場合は、最前列はさけたほうがいいかもしれません。
ほかのキャラクターは(ちょっと大きいので?)、客席には来ないので、 ロジータ、グンター、ミーナをなるべく近くで見たいファンのかたは前ブロックに座るといいと思います。
演出が綺麗、かっこいい。
歌や、キャラクターのパワーはもちろんなのですが、
映像、舞台全体の照明や演出もこのショーのみどころのひとつだと思います。
後方から全体を観るのも、それぞれのシーンが感じられて楽しい、綺麗、です。
前のほうで見たときには見えない雰囲気があるので、後方も違った迫力があります。
できれば、、、映画を観てから行けば楽しさ倍増です
この春USJにオープンした、SING ON TOUR(シング・オン・ツアー)についてお届けしました。
キャラクター達によるライブパフォーマンスでもあり、USJはキャラクターを活かしたショーはお手のものですので、映画を観ていなくてもショーとして楽しめると思います。
SINGはもともと映画自体が歌って踊ってショーをするという作品ですので、ショーアトラクションとの相性が特に抜群です。
その為、映画を観てからアトラクションを体験されると、観ている自分自身まで作品の中に入っているようで、さらに楽しいと思います。
パークに行くまでに時間があれば、映画を観ておくのはおすすめですよ!